インフルエンザ治療について
[2019年11月15日]
注意点について記載しました。参考にしてみてください
出席停止の期間について
正式には発熱した日を0日として数えます。次の日から1.2.3・・・5日目です。
隔離の期間が過ぎても咳などの症状が出ている場合には人にうつす危険性があるのでマスクをしましょう。
抗ウィルス薬について
治療として、タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザを使用することがあります。どの抗ウィルス薬でも効果については明確な差はありませんのでお子様にあった薬を選択して貰うようにしましょう。
5歳前後のお子様にイナビルなどが処方され、うまく吸えていないことが多々あります。
ゾフルーザは日本小児科学会より12歳未満への積極的な投与は推奨しないとの提言が出されました。
よって、当クリニックではインフルエンザA型と診断された12歳未満にゾフルーザの処方は致しておりません。
インフルエンザのお子様は、抗ウィルス薬使用の有無に関わらず異常行動の報告がございます。突発的な行動で事故にならないように一人にしないようにしましょう。出来るだけ1階で寝かせるようにしましょう。
インフルエンザも、基本は水分摂取やクーリングなど看病が必要です。治療のメインが抗ウィルス薬であると錯覚しないようにしましょう。