
気管支喘息について
[2021年05月18日]
気管支喘息は慢性の病気になります。適切な管理を行う事で突然呼吸が苦しくなることがなくなり、安心した生活が送れるようになります。30年ほど前には気管支喘息のために普通に学校に通うことが出来ないお子さま達が沢山いましたが、今は必要な治療をすることでみんなと同じように運動や学校生活が送れるようになりました。トップアスリートの中にも喘息をもっている方は多くいらっしゃいます。
ただ、反対に喘息でないのに喘息の薬を飲んでおられる方も沢山お見かけします。喘息の薬は風邪薬ではありません。
正しい知識を付けて適切な医療を受けるだけでなく、理解を深めてよりよい生活を手に入れましょう。そのためにまずは当クリニックの喘息サイト(トップページのInformation下の専用サイトのバナーをクリック)をご一読ください。
喘息と診断されて治療していても、以下の内容に一つでも当てはまる方は治療の見直しが必要ですので受診をご検討ください
- 他の医療機関に受診していても症状が改善しない(診断が間違っている、重症度評価が正しくないなど)
- いつまで薬を飲んだらいいのか分からない
- 喘息とは言われていないのに喘息の治療(キプレス、シングレア、モンテルカストなど)をしている
- 血液検査の結果のみで薬を継続している
- メプチンやホクナリンテープを2週間以上継続している