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風邪の治療について

[2020年11月12日]

かぜをよくひくシーズンになりました。小児科には風邪症状で受診される方が沢山みえます。

風邪を治す方法は

①環境整備:室内の加湿をしたり、しっかり眠れる環境をつくるなど。

②食事療法:基本的には胃腸などを温めるような食事を心がけましょう。冷たいもの沢山飲んだり食べたり、消化によくないものは控えましょう。

③水分摂取:しっかり尿が出るくらいの水分摂取が必要です。こまめに水分をとるようにしましょう。食事摂取があまり出来ないようならイオン飲料水の摂取を心がけましょう

④体温管理:高熱の時には解熱剤に頼るのではなく、物理的に冷やしましょう。熱を下げすぎる必要はありません。

⑤薬物療法:症状にあった薬を飲みましょう。全ての症状に効く薬というのは存在しません。市販薬のほとんどは症状を抑えることを目的とした薬です。症状を抑えるのと、病気を治す事とは異なります。抑えるだけでは、必ず不具合が生じてきます。時には目立った副作用が出てしまうこともあります。飲むのであれば出来るだけ治ることを手助けするような薬を飲みましょう。もちろん薬が必ず必要というわけではありません。ただ、こじらせてしまう前に受診して、どのように対応したらよいか相談をしましょう。

病気を治すのは基本、病気にかかった本人です。お子さまの場合にはご両親の看病がとても大切です。

 

看病のしかたなどの講義は今年は新型コロナウィルスの問題もあるので実施しておりません。

院内に設置してあるiPadで閲覧が出来ますので、ご覧下さい。