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理念・診療方針

子供が元気に遊び、学び、心身ともに健やかに
成長して行くための医療を目指して

1) 子どもの権利を尊重します
2) 子どもと保護者の皆様を通して、社会に貢献します。
3) 不必要な処方、不必要な検査を控えます。
4) 人には自然治癒力があります。この「治す力」を意識して治療を行います。

小児科一般診療

発熱、せき、鼻水、下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、育児相談など小児科一般を診ます。ただ、手を切ったなど外科的なことは対応できませんのでご了承ください。


アレルギー科

アレルギー疾患と言っても様々な病気・症状があります。当クリニックでは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症(アレルギー性鼻炎)、蕁麻疹(じんましん)などのアレルギー疾患に対する診断・治療を行っております。
アレルギー疾患は、ほこりや花粉、食物などの中に含まれる物質(アレルゲン)が体内に入ることで抗原抗体反応を過剰に起きることにより発症します。


花粉症

スギが有名ですが、それ以外にもヒノキ、よもぎ、ブタクサ、白樺、イネ科などがあります。透明な鼻汁、くしゃみ、目のかゆみなどが特徴的な症状です。


〈方針〉
現時点では生活指導(どうやって花粉を避けるか)と抗アレルギー薬などで症状をコントロールすることが基本です。スギ花粉症については舌下免疫療法も行っております。3年間の医療が必要となりますが、8割の方で症状が改善、その中で2割の方が完治するため希望の持てる治療です。ただ、残念ながら効果の出ない方もいらっしゃいます。

じんましん

食べ物などのアレルギーからストレスまで原因は様々です。ただ、意外かもしれませんがアレルギー物質が原因である事は少ないのです。じんましん=アレルギーといかないところがじんましん治療の難しいところです。


〈方針〉
症状・経過からじんましんのタイプを識別し、必要な場合には検査へ進みます。治療は主に抗ヒスタミン薬の内服です。

気管支喘息

感染やダニ・ホコリなどのアレルゲンなどが原因となって気管支に炎症が起こり、咳、喘鳴、呼吸困難が出現する病気です。


〈方針〉
ガイドラインに沿った管理を行います。しっかり管理をすれば約3ケ月以内に喘息発作をほとんどゼロに出来ます。喘息発作で慌てて病院受診することがなくなり、運動なども他の子と同じように行う事が出来るようになります。



アトピー性皮膚炎

たいへん痒いのが特徴です。乳児では2ヶ月以上、それ以降では6ヶ月以上特徴的な湿疹が続くとアトピー性皮膚炎の診断となります。原因は遺伝的に皮膚が弱い、アレルギー、汗、乾燥、こすれ、ストレスなど。放置することによって皮膚から感作され、反応するアレルギー物質が増えると言われています。


〈方針〉
当院では外用療法を中心に行います。外用療法の中心はステロイド軟膏です。塗り方の指導、受診時期も指示します。薬を出しっぱなしという事は致しません。適切な使用方法であれば副作用が問題となることはほとんどゼロです。

食物アレルギー

原因となる食べ物を食べることによって、様々なアレルギー症状が起こります。(蕁麻疹、咳、呼吸困難、嘔吐、腹痛、下痢、血圧低下など)


〈方針〉
管理方法は適切な食物除去です。過度に除去をすると成長に必要な栄養素が足りなくなってしまう事があります。まずは適切な診断が必要です。問診、血液検査、皮膚テスト、食物負荷試験(注:全てやるわけではありません)で診断をつけ、どこまでの食品なら摂取可能か判断します。少しでも食べられれば生活の幅は随分広がりますので、当院では出来るだけ部分解除(食べられるものは食べていくこと)をお勧めします。