アレルギー科を標榜しているクリニックならどこに受診してもいい?
[2018年03月29日]
アレルギー科を標榜しているクリニックは実は沢山あります。ただ、アレルギーと言っても「食物アレルギー」「アトピー性皮膚炎」「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」「蕁麻疹(の一部)」などがあります。
アレルギー科を標榜しているクリニックであればどこに行ってもこの全てに対応しているかというとそういう訳ではありません。
今回はどういう症状ならどういうクリニックに受診したらいいのかの目安を記載させて頂きます。(あくまでも目安とお考えください。例:眼科の先生が独自に勉強されて、アトピー性皮膚炎の治療をされていることもあります)
眼科・アレルギー科では主にアレルギー性結膜炎(春季カタル)など目のアレルギーを専門に治療をされています。
耳鼻科・アレルギー科では花粉症などアレルギー性鼻炎の治療
皮膚科・アレルギー科では蕁麻疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚の治療
内科・アレルギー科では大人のアレルギー疾患(医師が呼吸器内科を専門としている場合には喘息を得意とされていると考えます)
小児科・アレルギー科では子供のアレルギー疾患(ただ、全てのアレルギー疾患に対応しているかはわかりません。クリニックによります)。
アレルギー科を標榜(診療している)してることと、専門的な資格を持っているアレルギー専門医とは違います。
アレルギー専門医をお捜しであれば日本アレルギー学会で検索するか、クリニックの院長紹介(プロフィール)を確認してみてください。
あとは医師との相性だと思います。そればかりは受診してみないとわかりませんね。